お箸で召し上がりいただけるフランス会席
「先斗町 禊川」は1981年古都京都の先斗町に誕生いたしました。
由緒ある元お茶屋の純日本的な佇まいの中で会席料理をお召し上がりいただくがごとく、斬新に蘇らせたクラシックベースのフランス料理をお箸でお楽しみいただいております。伝統的なフランス料理のテクニックと京焼や陶芸作家の作品などの和の器という、フランスのエスプリと日本の文化の融合が織りなすバランスの妙を、日本国内はもとより広く海外にも発信し続けております。
他に類を見ない、唯一無二の日本の新しい食文化のスタイル「フランス会席」というジャンルの確立を目指して、パイオニア的な存在を大切に、努力を積み重ねつつ、海外からのお客様にも禊川独自のスタイルと京都の食文化の素晴らしさや感動を味わっていただければと願っております。
1947年 | 東京に生まれる。 |
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1962年 | 東京新宿角筈にあったレストラン「すがぬま会館」にて東京會舘出身のシェフのもと、料理人を志し、スタート。 |
1964年 | 日本のフランス料理界において最古たる歴史を有する東京丸の内にある東京曾舘へ入社。 東京会館に於いて当時、ソースの神様といわれたパリの三ツ星レストラン、グランヴェフールのオーナーシェフ、レイモン・オリヴェ氏導きによるBelle époque(古き良き時代)に確立されたと言われる伝統的なクラシックフレンチの基本を学び、日本の政財界はもとより、世界各国の国賓の会食など、最高レベルの技術まで広範囲に渡り修行を重ね経験を積む。 |
1981年 | 京都先斗町にフランス会席「先斗町 禊川」を開業。 日本に招聘された数多くの三ツ星、二ツ星の有名なフランス人シェフの講習会に参加し、シェフそれぞれの感性と高度なテクニックや考え方を習得、さらに、先斗町 禊川開業以来毎年渡仏し、シャンパーニュ地方のメゾンやブルゴーニュ地方の親しいドメーヌから直接シャンパンやワインの買い付けをしたり、また、自らのブランドであるMaison d' it(メゾン・ドゥ・イッテー)のチョコレート制作に関してパリのショコラティエと打ち合わせしたりと、常にフランスと関わり、知識や見聞を広めている。 |
フランスの香りいっぱいの雰囲気の中で、一期一会を大切に世界中からお越しいただくお客様との出会いを日々楽しんでおります。
1972年10月 | 社団法人 全日本司厨士協会 京滋地方京都府本部会員 |
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1989年06月 | フランス料理アカデミー会員 ディプロム受賞 |
1993年04月 | 京都フランス料理研究会理事 |
1994年07月 | 社団法人エスコフィエ協会会員 ディシプル受賞 |
1996年02月 | トックブランシュ国際倶楽部会員 ディプロム受賞 |
2004年02月 | 京都府優秀技能者表彰(現在の名工)受章 |
2006年07月 | フランス共和国より、農事功労章シュヴァリエ受章 |
1986年 | 千葉県に生まれる。 |
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2004年 | 東京丸の内にある株式会社東京會舘へ入社する そこで食べたソールボンファム(白ワイン蒸しのグラタン…クラシックスタイルフレンチの定番料理)の味に魅了され、瞬く間にフランス料理の虜になる。 |
2011年 | 同社在籍中に渡仏 パリのひとつ星Le pergolese にてMOFのStephene Gaborieau氏や同じくパリのグランメゾンでふたつ星のTaillevent,ブルターニュのグランシェフPatrick Jeffroy氏のふたつ星L’Hotel de Carantecなどで研鑽を積む。 帰国後も株式会社東京會舘で、己の核をも言うべき『ソースのフランス料理』を諸先輩方から学び同時に、フランスで培ってきた感性をさらに磨きをかける。 |
2016年 | さらに己に磨きをかけるため、広い世界を見てみようと同社を退社。 同年、京都『先斗町 禊川』へ入社。オーナーシェフである井上晃男氏に師事し、フランス料理の真髄や豊かな人間性を学ぶ。 |
2018年 | 同年シェフキュイジニエ(料理長)に就任。 日々、来店してくださるお客様に最高のおもてなしをさせていただくため自己研鑽中。 |